ドレスアップの基本は工場選びから・・・
ドレスアップと言えば、まず、ホイールやエアロパーツの取付があげられますが、
エアロパーツは、メーカーや車種によって素材の違いや製造工程の違いがあります。
新品の状態ですでにクラック(ひび割れ)が有る物や、
ボディの寸法と差が有る物など、その品質には大きな差があります。
たとえ同じ車輌用のパーツでもでもちょっとした差が有り、
このようなパーツをフィッティング作業(仮合わせ)をせずにそのまま取付をしてしまうと、
お客様に納得して頂ける仕上がりにはなりません。
bondbodyでは、クオリティを重視するため、そのまま取付をするようなことはせずに、
しっかりとフィッテイング作業をして、そのパーツに合った修正方法を判断し作業をします。
このような手間を惜しまないことで、よりその車輌にフィットさせることができ、
より良い仕上がりになります。

bondbodyはMercedes-Benzチューナーの『A_R_T Tuning』の推奨ファクトリーです。
私たちbondbodyは毎年行われる『S.I.S』(東京スペシャルインポートカーショー)にショーカーを制作、出展しています。
その中でもドイツ、MBチューナー『A_R_T』の展示車両は、日本導入以来、私たちbondbodyが一手に引き受け、大変大きな評価を頂いています。

物の良し悪しに関わらず、ペイント前には必ずフィッティングの確認をします。
フィッティングをする事で最終的な組み付けをする際に安全かつスピーディーに作業を完了する事が可能になるのです。

今回の、Lorinerフェンダーパーツのクオリティに関して、いろいろと騒がれているようですが、これも、製品に使われている素材や製造過程、輸送の際の状況をしっかり熟知していれば、きちんとした取付を行うことは、さほど難しいことではありません。

W221 Lorinzer フロントバンパー

まず仮合わせ作業をします。この作業で前後のバンパーに付いている部品を移植します。 純正バンパー内側の溶着部分を削って分解し、エアロバンパーに組み替え接着します。乾燥後、ボディに仮組みを行い、各部のフィッティングを確認します。この段階でワレやヒビなどを入念にチェックします。

今回はヘッドライトとバンパーとの隙間が若干広いので、埋める作業をします。
埋める部分とその周りをペーパーを使い足付け作業をし、しっかり脱脂します。次に樹脂にファイバー繊維を細かく裂いた物を混ぜて、隙間部分に貼り付けます。乾燥後ペーパーで削り形を整えて、再度仮合わせをして、隙間が無くなった事を確認します。

W221 Lorinzer フロントフェンダー

フェンダーの取付ボルトの位置調整だけでは、高さや隙間などが合わない場合があります。
フロントピラーからフェンダーにかけてのラインは、そのままの取付ではなかなか合わず、フェンダーが開き気味になり、ボンネットとフェンダーの隙間も広くなってしまいます。

このような場合はまず、エアロフェンダーを十分加熱します。次にテープやあて木などを使って、丁度よい位置で固定をしてから、しっかり冷まします。この工法はFRPの特性を利用したものですが、性質上、周りの部分も変形しやすいので、注意しながら作業します。製造過程や輸送中に発生しやすいパーツの歪みは、この作業で十分修正できます。

W221 Lorinzer サイドスカート

FRP製のエアロパーツでよく見られる寸足らずの状態です。この場合サイドスカートの長さが、若干足りないので修正します。

まず仮合わせの状態で、足りない部分の長さを確認します。次にペーパーを使って足付け作業をし、しっかり脱脂します。脱脂後、樹脂を塗りながら、ファイバークロスを貼ります。この作業を繰り返して長さを合わせます。その後パテで形を仕上げ、再度仮合わせをして、長さや形を確認します。

リアマフラー

エアロパーツを組む際、マフラーの取付も重要な作業です。リアバンパー下側のマフラーアーチとの位置や、左右差が出ないように調整します。勿論、マフラー出口だけでなく、マフラー本体がボディや遮熱板に干渉しないように気をつけて作業します。