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インタビュー特集

MANSORY CEO コーロッシュ・マンソリー

ショップガイド

MANSORY CEO コーロッシュ・マンソリー

More Than Tradition

MANSORYビジネスを始めようと思ったきっかけ

まずMANSORYブランドを立ち上げる前に、MPデザインというインテリアパーツ専門のブランドから始まっています。イギリス在住中にイギリス車の持つ独特の伝統、職人技、その当時の高い技術力に非常に魅せられたことがMPデザインを立ち上げる動機となっています。=MANSORY=は、まだ10年程の新しいブランドですが、わたくし自身がドイツでMPデザインを立ち上げているのは1989年からですので、24年目となります。今のMPデザインは主に産業用というかメーカーOEM生産に徹する黒子のようなポジションとなっております。=MANSORY=の方が、どちらかというと日本を含め全世界のアフターマーケット色が強いですね。







今後のMANSORYブランド展開について

おそらく日本の皆さまには、=MANSORY=はBENTLEY、ASTON MARTIN、ROLLS ROYCEのチューナーというイメージが強いかと思いますが、わたくしが目指しているものはチューナーとして確立することだけでなく、唯一無二のメーカーになる事です。
意外と知られていないかもしれませんが、=MANSORY=もWMI(世界自動車製造業者識別)番号を保有しており、自動車メーカーとして独自の車両を販売することも可能です。自分だけの世界に1台の車両を作ってほしいという海外からの依頼で、着手しているプロジェクトもありますし、=MANSORY=オリジナルの車両製作の構想も進行しています。
よくいただく質問として、コンプリートカーなのか?という事ですが、コンプリートカーとは元々のベース車両を更に=MANSORY=によって、内装から外装に至るまで全てを昇華させたものと定義しています。ですから、車両メーカー本来のテイストは残します。=MANSORY=オリジナルの車両は完全に一からの設計となります。 パーツに関しては、カーボンを主体としたどこのチューナーにも出来ない製品を作り出していきます。 その為の設備投資は惜しみません。ヨーロッパでもわたくしのところを含めて3社しか保有していない機材も導入しています。とにかく完璧な製品を生み出していくことが=MANSORY=の使命であり、クォリティチェックで引っ掛かったものは廃棄しています。ですから、日本に届いているパーツは全てわたくしが自信を持って送り出している商品です。 勿論、創業当初からのインテリアも常に新しい事にチャレンジしております。
一般的にカーボンと聞くと目の細かいブラックカーボンで平織か綾織がイメージされると思いますが、=MANSORY=のブラックカーボンだけでも数十種類はあります。本来は補強目的に使用される機会が多い、目の大きいブロックカーボンを魅せるように手掛けたのもわたくしですし、カーボンクロスそのものもわたくしがデザインしています。海外ではよく真似たものを目にしますが、織り方が非常にいい加減であったりとクォリティに問題があるものがほとんどです。=MANSORY=のカーボンは全てドライカーボンを使用して、オートクレーブにて仕上げております。アジア方面で見られるFRP型や純正部品に手張りするようなウェットカーボン方式ではありません。何度も言っているように、「完璧なもの」かつ独創的なものを創造するのが、=MANSORY=なのです。ウッドトリムにしても、今までに無いような木目のものを採用したり、仕上げに使用する材料を変えてみたりもしています。
内外装に留まらず、エンジンパフォーマンスにおいても最強(最恐)を追求しています。既にLamborghini AventadorベースのCarbonadoは1250hp(920kW)/900Nmができあがていますし、現在はほぼ最終段階に入っていて、エキゾーストマニホールドが完成すればFerrari F12のエンジンチューニングもこれからアナウンスをする予定です。
BENTLEY、ASTON MARTIN、ROLLS ROYCEだけでなく、世界の名立たる高級ブランドメーカーを内装・外装・パフォーマンス等の全方位からチューニングをする唯一無二のエクスクルーシブメーカーとなることが=MANSORY=の使命です。

今後の新商品について?

日々アイディアを出すようにしているので、小さなアクセサリーからワイドボディまで様々です。既に確定しているプロジェクトとしては、MERCEDES BENZ X166とNew RANGE ROVERのワイドボディです。出来るだけ早く出したいと動いていますが、2013年9月に開催されるIAA(フランクフルトモーターショー)が濃厚でしょう。
先述の車両をチューニングすることがメインではありますが、エクスクルーシブメーカーとなる以上、そのブランドに纏わるイメージも大事にしていかなければなりません。その為に、MANSORY COUTUREというアパレルやアクセサリー等を取り扱う部署も設立させました。また、定期的に刊行しているMANSORY MAGAZINEは=MASORY=ブランドを支持していただける富裕層向けのライフスタイルを様々な業界と連携して提案しています。今後日本でも浸透していくことでしょう。

=MANSORY=ブランドがここまで確立した要因について

これは言うまでもなく、世界中の顧客に指示していただいているお蔭です。日本もパーツ販売では世界でトップ5に入っておりますので、日本の皆さまには大変感謝しております。今後も唯一無二の「完璧」な製品を世に送り出していきますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
わたくしの別の観点からで申し訳ないのですが、=MANSORY=ブランドをここまで押し上げてくれた影の要因は、やはり従業員が頑張ってくれているという事もあります。
エクスクルーシブメーカーとして邁進する以上、妥協はできません。その事を従業員にも理解してもらい、時には無理難題とも思える事もお願いしなければなりません。世界的に大きなモーターショーの直前には数週間前から、カーボン・ウッド・ウレタン工場のスタッフ、レザー職人、鈑金塗装のスタッフ、メカニックが不眠不休で車両を仕上げてくれることもあります。彼らの努力に報いてあげるのも、わたくしの使命です。完璧な製品を作り出すに当たり、表には出てこない数多くの苦労もあります。
ですから、わたくしが全てを背負って販売も営業もします。
日本のインポーターにも実際に、本社及び工場を視察してもらい、=MANSORY=ブランドについてより良く理解してもらっております。逆に、製品でこうした方がより良いのでは?というような日本人ならではというような気の利いた提案や意見をもらう事もあります。
=MANSORY=ブランドが確立されているのは、我々メーカーサイド、取り扱う販売店サイド、そして顧客層と全てにおいて支持をされていることに他ならないと考えています。

今後の日本マーケットについて

常に「完璧」を求めて製品を生み出しているので、日本市場でも受け入れて頂けると信じておりますし、=MANSORY=を支持していただている顧客層にふさわしい製品をこれからも提案させていただきます。
現在は、モスクワ・ドバイ・ベルグラード・北京等にMANSORYショールームが完成しており、日本でも専用ショールームを設けて、日本の顧客層にもっと=MANSORY=に触れて頂ける機会を増やしたいと考えています。