本日、一日MANSORYにて。初めて会うMANSORY氏は思っていた印象とは全く違う感じでした。
一瞬マフィアの大ボスかと思うような雰囲気を持つMANSORY氏は、話し始めるととても気さくでMANSORY社の細かい部分まで丁寧に説明してもらえました。
MANSORY氏はとにかくキレ者で、次から次へとビジネスのアイデアが飛び出してくるスーパービジネスマンでした。
この発想力こそ売れているチューナーの強みなのだろうと思いました。
MANSORYのショーカーが何台も飾ってあり、飽きることのない空間で各ショーカーの粗を探してみましたが、それらしい部分はなく、丁寧に、辛抱強く仕上げた車だと理解できました。
「完璧なものしか作らない」というポリシーが、技術者に伝わっている証拠ですね。
サンプルパネルも豊富で、現場の研究熱心な様子がよくわかります。

 

こちらはW204クーペで、オーナーはドイツ人だそうです。C63以上のインパクトが欲しいという要望で開発されています。

C63ベースでやればいいのにと思いますが、そこは拘りがあったようでC63は絶対に使わずに、C63を越えると...。

日本からはC63にも装着ができるように仕様変更して欲しいと依頼もしておきましたよ。
C63オーナーの皆様には朗報かと思います。
もうしばらく時間が掛かるかと思いますが、興味のあるお客様は是非弊社にお問い合わせください。

こちらがMcLaren MP4-12C用のMANSORY製Xパイプ。
バルブ付になります。MP4-12Cのエンジンレイアウト上、マフラーサウンドを変える為の物ではなく、パフォーマンスを重視したものです。
こちらは純正マフラーカッターにも対応しますが、必要に応じて若干の加工を要する場合があります。

 

こちらはメルセデス用の新作鍛造ホイールになります。
センターロックになっておりますが、5H/PCD112も用意されます。
まだ細かい箇所の仕様変更を行っている為、デリバリーにはもう少し時間が掛かります。

 

こちらはMANSORYでオールペンされた3コートホワイトパールのMcLarenMP4-12Cです。
塗装のノリや仕上がり具合をしっかりと確認させてもらいましたが、本当にきれいに塗っていました。
さすが数々のコンプリートカーやショーカー、はたまた車メーカーに限定車を納めていただけあってクォリティは全く問題ありません。
カーボンとの塗り分けもものすごくキレいに仕上げています。フルカーボンのワイドボディ、3コートホワイトパールのオールペンエグゾースト、鍛造ホイール等外装に関しては、設定のあるもの全てが装着されて、ベース車も初めからアルカンタラの内装などが入ったハイスペック仕様。
さぞかしぶっ飛んだ値段かと思いましたが、意外と安い。かなりお得感のある値段を提示されました。
MANSORY曰く、これはMANSORYブランドの広報車として使ってもらいたいので、利益を出すつもりはない。と男前発言。

が、売れてしまったようです。この車が世界のどこかのストリートで見られる日もそう遠くないでしょう

ちょうど訪問時には塗り上がったパーツを全て組み付けていく段階に入っており、スタッフも手際よく作業をしていました。
McLarenでここまで手際よく作業をこなせるのは、MANSORYのスタッフだけでしょうね。作業もものすごく丁寧ですし、これなら安心してコンプリートカーの依頼も任せられる感じでした。
写真で見るよりも、現車のインパクトは強烈です。
ボクはコンプリートカーよりも、早く日本でこのキットを組みたいですね。
鈑金塗装スタッフがどのように下処理や塗装を行っているのかを確認し、ボクらBONDBODYの行っている行程もMANSORYとほとんど同じでしたし、クォリティについての追及姿勢も非常に似ていたので、「どうだオヤジ!参ったか!」とワイルドに言ってみたいぜぃ。

こちらの新型コンチGTはフルキットですが、やはりカーボンの見せ方が巧い!
ただエアロをつけているのではなく、こちらも3コートパールでオールペンしています。
更に内装もオール張替のフルコンプリート状態です。オーナーはドイツ人。
ドイツ人でもここまでいじる人が居るんですね。
いずれネットでこの車のスパイショット的な写真が出るかもしれませんね。
LeMANSORYUのワイドボディもインパクトはありますが、このコンチGTはシンプルながらも洗練された雰囲気がありますね。

 

コレ、通勤に乗りたいですね。

我ながら、うまく撮れてますよね?

このアヴェンタドール良いですよねぇ。
何せ、カッコいいの一言です。
しかもです。このアヴェンダドールに装着されているパーツはほとんど全て単品販売OKなんです。
MANSORYのエアロのイメージというとどうしても全部セットになったキットでないと購入ができないと思われがちです。
確かに他の車種ではその傾向が強いです。
が、このアヴェンタドールのパーツは純正パーツに追加したり、純正パーツと入れ替えるだけといった日本人にとって非常にありがたいキットなのです。例えば純正のフロントバンパーの日本価格って知ってますか?驚きですよ...本当に。簡単に外せないですよね、普通。ましてやノーマルの状態でもカッコいいのにそれをわざわざ捨てるなんて、もったいない。というか、素材殺しです。
ここ最近になって、MANSORYのオヤジも日本の意見を取り入れてくれるようになってきたんです。今まではハイ、ド−ン!買えるか、こんな値段のキット!って感じで、ロシア・中東向けばかりでしたが、リップスポイラー等も数多く設定してくれるようになっています。
勿論、今でも超弩級の金額のキットもありますが...。
例えば?新型コンチネンタルGTのLe MANSORY(ル マンソリー)キットは基本的にコンプリートカーのみなので、MANSORY本社でしか作業はしませんが...。 外装のみのパーツと塗装・工賃で2000万オーバー...。
これに内装もですから...。
しかし、そんなコンプリートカーがホイホイと売れる国もあるんです...。
そう考えると、このアヴェンタドールは自分の気に入ったパーツだけを選んで購入することが出来るんです。
一度ホームページを覗いて、お好きなパーツを考えてみてください。
MANSORY Aventador
取付はBONDBODYがしっかりとさせていただきます。

こちらがアヴェンタドールに装着されている鍛造タービンデザインになります。
スポークの上の黒いプレートはカーボンインサートになります。

買う?って言われましたが、要らないって言っておきました。

このR8スパイダーは昨年のフランクフルトモーターショーに出品されていた車両で、販売可能との事です。

この極悪人(笑)風なのが、MANSORY社の社長であるコーロッシュ マンソリー氏です。
決して「ゴルゴ13」ではありませんよ!!

MANSORYのスタッフに何やら呼ばれたので、行ってみると、MANSORYが実際にどのように開発に着手するのかを教えてもらいました。
まず開発する車両を用意し、車両全体を3次元測定を行います。現車から読み取った3次元データがデザイナーの元に即時送られます。
この時はW166 ML63AMGです。上の写真がその時のスキャンデータの一部です。
あらゆる箇所をスキャンしていくので、1台全てをスキャンするのに最低丸一日掛かるとの事です。
スキャンデータの誤差はコンマ何mmの世界です。
デザイナーがこの3次元データを元にエアロの形状を作り上げていき、完成するとプロトタイプの製作に入ります。
プロトタイプを現車に合わせてフィッティングに問題がなければ、型製作にはいります。
既にデータがコンピューターの中に入っているので、そのデータを別のコンピューターに転送し、ウレタンブロックを削り出していき、型用の型を製作します。
MANSORYの型は基本的にほぼカーボンを使用しています(一部金型も使用しています)。
一般的なエアロ製作はまず、現車にクレイ等を貼り付けて成形していき、現車を確認しながら進めていくため、それなりの期間を要します。
しかし、MANSORYでは修正も瞬時に可能なのです。
また、一般的なエアロの型はFRPや木材を使用している場合がほとんどです。
FRPは硬化する際に、熱を発します。
その熱でFRPが歪んだり、波打ったりします。
FRP製品でよく波打ったような製品を見かけませんか?型が悪いとそれが製品にそのまま反映されてしまう訳です。
MANSORYの型はカーボンなので、熱に強く製品の変形はほぼ皆無です。コンマ何mmの誤差、開発スピード、精度の高い型。
これら我々が普段は絶対に目にすることが無い部分でMANSORYが細心の注意を払っているからこそ、MANSORY製品のフィティングであったり、クォリティが良いのです。
そして、開発スピード。しっかりと勉強させてもらいました。ちなみに、MANSORYからこれから予定されるメルセデスは・・・。

あえて言っちゃいます。

R231 SL63AMG ワイドボディ            強烈です
R231 SL63AMG ワイドボディ            ここまでイク?というほど強烈です。
Newレンジローバー ワイドボディ          これはまだベールに包まれております。

但し、あくまでもまだデザインの段階だったので、実際にどのようなものがあがってくるのかは分かりませんが。

ショーや本社に来るスタッフ全員が必ず欲しがるMANSORYチェアコンプリートカーを買わないともらえないと言っていましたが、今は普通にオーダー可能になっています。
ご興味のある方はお問い合わせ下さい。

 

 

 

商談ルームには様々なウッドやカーボンのサンプルが置いてあり、実際に手に取って見ることができます。
某有名チューナーの内装トリムもこういったサンプルを元にチューナーが色々とMANSORYと打ち合わせを行い、製作しております。
弊社にもカーボンやウッドのサンプル集がありますし、インテリアトリムキットも在庫している場合もありますので、弊社スタッフにお気軽にお尋ねください。

 

 

 

 

MANSORY Automobile&Lifestyle Vol.3に出ていたイギーポップを・・・

真似してみました。
この真似をしていたら、いきなりMANSORYのところの従業員が入ってきました...。


正直どう言い訳しようか考えましたが、英語でもドイツ語でも言い訳が出来るわけありませんでした。

今でもあの冷たい視線は忘れらません・・・。

この従業員は、昼飯を持ってきてくれたみたいだったのですが・・・。

ぶっちゃけものすごく恥ずかしくて、しばらく外でタバコを吸いながら黄昏ていました。

30分くらいですかね、腹が減ったので戻ってきました。

ちなみに、この日の昼食も肉。シュニッツェルという日本でいうトンカツみたいなものですが、サイズがA4用紙・・・。あとマヨネーズで和えられたポテトサラダ。

以上!

でも、しばらく黄昏ていたので、すっかり冷たくなっておりました。

あの従業員の冷たい視線とA4サイズの肉の塊の冷たさが身に沁みます・・・。

それでは出発!
それでは出発!
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